Vision

メディカル事業

筑後工場クリーンルーム(設備搬入前)

消毒処置キット
専用工場(2023年5月竣工)

年々需要が伸びる中、生産管理・品質管理体制を拡充し安定供給を実現するために、福岡県筑後市に消毒処置キット専用工場(筑後工場)を建設。2023年5月から本格稼働を開始し、従来の製造数量の1.5倍となる年間約2,500万個のキットを製造します。当社の消毒処置キットは人工透析分野において国内シェア率55%、現在は年間3,360万個(外部委託先の工場の製造数を含む)を製造・出荷、その半数以上を筑後工場へ集約して製造を行います。

筑後工場は消毒処置キットの品質と生産性を高めるため、大規模な設備投資により、高品質かつ効率的な大量生産の体制を確立しております。工場は 3階建てで延床面積は約8,370㎡、製造現場となるクリーンルームを完備。また、自動梱包装置や滅菌装置も新たに導入、作業の効率化と安全性に最大限配慮した設計となっています。

将来的には、様々な医療分野の消毒処置キット製品の製造やOEMも視野に入れております。また、お客様やお取引先様をはじめ関係各位の皆さまの工場見学も受け入れています。

工場紹介Factory introduction

  • クリーンルーム内は約 1,500 ㎡。部材の準備からキット製造、検品・梱包まで一貫して行うことで、 多種多様なキットを効率的に製造しています。
  • クリーンルーム内には自動配膳ロボを配備。キット製造の効率化と省力化を積極的に進めています。
  • 製造現場ではペーパーレス化を実現。タブレット端末を使用して作業情報の確認・記録を行っております。紙を持ち込まないため、より衛生的な環境でキット製造を行っております。
  • 製造ラインの一部には自動梱包機を導入。生産性向上のために、最新の設備導入も行っております。
  • 工場内には滅菌装置も導入。装置の自動化を図ることで、EOG滅菌処理の効率化だけでなく、作業者の安全性にも配慮しております。
  • 社員食堂は広々とした空間にテーブルやカウンター席を配置。窓の外は自然豊かな景色が広がっており、全体が明るい雰囲気となっています。